鍋ヶ滝



(黒川温泉から車で約20分)

鍋ヶ滝は黒川温泉から車で約20分の小国町にあります。この滝のいちばんの特徴は滝を裏側から眺めることができることです。そのため、別名「裏見の滝」と呼ばれます。




 
鍋ヶ滝のこの形状には理由があります。現在の阿蘇をかたち作った約9万年前の巨大噴火による火砕流は、この辺りにも広く堆積しています。
滝ができる以前はこの谷間に川が流れていましたが、噴火の際その川に火砕流が流れ込むことで、凝結した固い岩石下の柔らかい地層が水に削られて、今のような滝の裏の空間ができました。

世界ジオパークに認定された阿蘇ジオパークの中でも、鍋ヶ滝は大地の自然の力を感じることができる重要な場所のひとつです。
 
滝に至る階段は数えてみると全部で121段ありました。途中で人とすれ違ってご挨拶をしたので、数え間違えて、もしかしたら120段かもしれません(笑)
行きは階段を下りますが、帰りは階段を上ることになります。貸し出しの木の杖も無料で用意がございますので、ご利用ください。




滝へ向かう階段の途中では、石畳の中にハート型の石が5つ隠れています!
5つとも見つけることができたら幸せになれるとか?そんな気がします(笑)
皆様も是非とも見つけてください。


 
夏は階段のそばを時々沢ガニが現われます!一生を淡水で生活する沢ガニは水のきれいなところにしかいないので、小国町の水はきれいだという証拠ですね。



小国町のゆるきゃら「おぐたん」。一見、犬?熊?と思われますが、実は、阿蘇小国町で育てられているジャージー牛がモチーフなんです。

緑の帽子は小国町の特産物の小国杉、温泉マークがついています。おなかについたピンクのポケットには、夢がいっぱい詰まっています。手のひらにあるピンクのハートにタッチした人は、心がほっこり温まり、元気を与えてくれるそうですよ!

ちなみに…くまモンはご存じ熊本県PRマスコットキャラクター、ゆるきゃらグランプリ2011年の王者です。熊本弁で「熊本の人」を意味する「熊本者(くまもともん)」から、「くまモン」と名付けられました。熊本県の「熊」ですが、熊本県には「熊」はおりません(笑)



鍋ヶ滝といえばお茶のCMで有名になりましたね。「生茶」や「お−いお茶」のCMで使われました。
夏はマイナスイオンたっぷりで天然ミストをあびることができ気持ちのいい場所です。
特におすすめの時間は午前中です。なぜなら、朝一番に鍋ヶ滝に行くと、光芒を見ることができるのです!まるで滝に光りのカーテンがかかっているかのようです。

今はカメラマンにとっての聖地とよばれるほどの人気スポットでもあります。
光に包まれた鍋ヶ滝はまるで息をのむほど美しく、時間が経つのを忘れてしまいます。




 
滝の裏はぬれてて滑りやすく足場が悪いため運動靴がおすすめです。お写真を本気で撮られる方は、長靴があるとよいと思います。川の中に入って撮っておられるカメラマンもよく見かけます。ちなみに私も長靴持参しています。

寒い冬の鍋ヶ滝も自然の造り出す氷の芸術、造形美をご覧いただけます。鍋ヶ滝の滝の一部が凍り、2メートル近くの巨大な氷柱素を見ることができ、テレビでも冬らしい景色として話題となりました。



また、鍋ヶ滝は、春に期間限定でライトアップします。(2018年は3月31日〜4月5日まででした)
普段見れない幻想的な滝のライトアップを見ようと全国から平日にもかかわらず、ものすごいお客様がお越しになられます。



四季折々、素晴らしい景色を見せてくれる「鍋ヶ滝」、何度足を運んでも飽きない場所です。

鍋ヶ滝
所在地/〒869-2502 熊本県阿蘇郡小国町黒渕
電話/0967-46-2113
料金/高校生以上 300円・小中学生 150円・小学生未満 無料
時間/9:00 - 17:00 (最終入園16:30)
休日/年末年始12月28日 - 1月3日
駐車場/あり(無料)
紹介サイト/小国町役場(鍋ヶ滝)


 
by 北里 晃子