黒川温泉は、かつては湯治場として栄えており、多くは農林業と宿との半農半宿経営でした。田畑で米や野菜をつくり、山林の手入れをきちんとして、里山資源の豊かさを宿泊客と享受することが黒川温泉の生業の出発点です。

現在は宿泊専業化しておりますが、宿泊業にとって農業は切り離せないものであり、各旅館では地域の食材を活用する「地産地消」に取り組んでいます。

そんななか、6月より熊本県立大学の学生たちと連携して地域にある独自の食文化を調査する「南小国町 Farm to Tableプロジェクト(地域の食文化を紐解くプロジェクト)」が始まりました。

黒川温泉のある南小国町が、昭和初期だった頃(現在の食生活が浸透する以前)のことを、地域に住む農家の方々や住民にお話を伺い、地域の「食」について紐解いていきます。調査から導き出された情報を宿の食事に生かすことでお客様にさらにご満足いただけるようにしてまいります。

※ 本プロジェクトは、黒川温泉と熊本県立大学の共同調査プロジェクトですので、「第二村民」の皆様が参加することはできませんが、随時情報を更新していきますのでご覧ください。

プロジェクト日程
平成30年6月〜平成30年12月

本プロジェクトでの参加募集はおこなっておりません。

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