【数量限定】
黒川堆肥で育てた“南小国産トマト”のクラフトジュース “yoin”

23年度の商品は完売いたしました

地域資材をドリンクに
黒川のめぐみめぐる
循環野菜のクラフトジュース

循環型経済地域の実現をめざす黒川温泉では、地域資材(旅館の食品残さ、落ち葉、赤土、もみ殻、米ぬか)から完熟堆肥をつくり、その堆肥で育てた地元農家の野菜を旅館食材に還元するプロジェクトを推進しています。その取り組みの中から、本堆肥で育てた“トマト”のクラフトジュースが誕生しました。

土の栄養分からトマトまですべてMade in 黒川・南小国です。黒川の旅の余韻を楽しむために、また旅のお土産や大切な方への贈り物として、皆様に愛される飲料になってほしいと願います。

生産について

450年前から営まれる南小国町農家の技術

トマト栽培は、黒川温泉のある南小国町の井野農菜園 井野航輔さん。「収穫しながら食べられる野菜」をモットーに昔ながらの農法で無農薬、減農薬に力を入れています。播種や接ぎ木の技術を活用して育てており、食味の良い良質なトマトがつくられます。保育園の給食にも採用されており、井野さんのトマトじゃないと子供が食べないと言われるほど人気です。

井野農菜園「食べチョク」

気候

阿蘇地域の寒暖差が甘さの秘訣

熊本県はトマトの収穫量全国一。阿蘇地域の寒暖差のある気候がトマトの甘さに影響します。トマトは昼間太陽を浴びて糖を生産し、夜は呼吸消費をしています。夜間温度が下がるほど消費量も減るため寒暖差があるほうが糖分が蓄えられるのです。品種は“桃太郎”。実の締まりが良く、赤く完熟してからでも出荷ができる品種です。ここでは赤く完熟したトマトを100%使用しています。

環境負荷を減らす取り組みから作られた完熟堆肥

黒川温泉で生産した完熟堆肥を使用。堆肥づくりは専門家の鴨志田純さん、安居昭博さんのアドバイスのもと、旅館の食品残さや地域資源(落ち葉、米ぬか、籾殻、赤土等)を用いて黒川温泉のメンバーでゼロから作りました。食品残さを燃やして廃棄することを極力減らし、“堆肥”という価値に変えて資源循環させるサーキュラーエコノミーの考えを推進しています。

筑後川源流域の清らかな水でトマト栽培

熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れて有明海に注ぐ “筑後川”は、南小国町の瀬の本高原を源流としています。井野農菜園はその源流域から車で15分の場所に位置しており、農菜園のトマトやお米は、源流域近くから引いた清らかな水で育てられています。

加工について

製法

添加物も塩も水も加えないお母さんたちの手作り

加工先の「工房阿蘇ものがたり」は、人の力を大切にし、食品添加物を使わず素材が生きる製法にこだわりをもつ事業会社です。ジュースの原材料は、井野農菜園のトマトのみで、添加物や塩、水も加えていません。糖度は6度。甘さのなかにも酸味が感じられ、トマトを丸かじりしたような瑞々しくすっきり爽やかな味になりました。

お客様からいただいた声

2021年に実施したモニター調査では50人中40人から【とてもおいしい】の評価をいただきました。

モニター調査で特に多かったご意見

  • フレッシュなトマトそのものを食べているかのようで、しっかりとトマトの風味を感じられる
  • コップに注ぐとドロッと濃厚だが、ほどよい酸味と濃すぎない上品な甘さでさっぱりしていて飲みやすい
  • 酸味と甘みのバランスが絶妙のため小さな子供やトマトが苦手な人も飲めた。食事中の飲み物として、また料理やお酒の割材にも合う

酸味と甘味のバランスに優れた味は、飲む人を選びません。黒川の旅の余韻を味わうために、またお土産や贈答品としてご愛用ください。

黒川堆肥で育てた“南小国産トマト”のクラフトジュース “yoin”

本体価格
2,800円(税込3,024円)
内容量
720ml
原材料
トマト(阿蘇郡南小国町産)
賞味期限
製造日から1年間(未開封)

23年度の商品は完売いたしました

黒川堆肥で育てた“南小国産トマト”のクラフトジュース “yoin” 贈答(箱付き)

本体価格
3,100円(税込3,348円)
内容量
720ml
原材料
トマト(阿蘇郡南小国町産)
賞味期限
製造日から1年間(未開封)

23年度の商品は完売いたしました

専用の箱に入れてお届けいたします。熨斗のご希望にも対応いたします。

ビジョン

“世界を癒す、日本里山の
豊かさが循環する温泉地へ”

黒川温泉2030ビジョン 黒川温泉2030ビジョン

黒川温泉は里山の温泉地として、地熱や水、草原、森林、美しい景観など自然から多くの恵みをいただくことで成り立っています。私たちは、これらの貴重な地域資源を最適な規模で”循環”させる仕組みをつくり、環境負荷を軽減しながら経済を成り立たせることが、この自然環境を次の世代につないでいくために重要なことと考えています。
その考えのもとに進めている取り組みの一つがこちらの「黒川温泉一帯地域コンポストプロジェクト」です。2020年9月より、旅館から出る食品残さを完熟堆肥にして地元農家さんに使ってもらい、採れた美味しい野菜を旅館で提供する、そのような”地域資源循環”の仕組みづくりを推進しています。

「黒川温泉一帯地域コンポストプロジェクト」movie

「黒川温泉一帯地域コンポストプロジェクト」アドバイザー

安居昭博さん、鴨志田純さんに「黒川温泉一帯地域コンポストプロジェクト」アドバイザーとしてご協力をいただいています。お二人の活動はこちらをご覧ください。

堆肥作りは、料理作り。公共コンポストで地域を“発酵”させるサーキュラーエコノミー
安居 昭博

安居 昭博

1988年生まれ。東京都出身。Circular Initiatives&Partners代表。世界経済フォーラム Global Future Council on Japanメンバー。ドイツ・キール大学マスタープログラム「Sustainability, Society and the Environment」卒業。2021年「青年版国民栄誉賞(TOYP2021)」にて「内閣総理大臣奨励賞(グランプリ)」受賞。サーキュラーエコノミー研究家 / サスティナブル・ビジネスアドバイザー / 映像クリエイター。これまでに50を超える関係省庁・企業・自治体に向けオランダでの視察イベント、200社以上へ講演会を開催しサーキュラーエコノミーを紹介する。複数の企業へアドバイザー・外部顧問として参画。2019年日経ビジネススクール x ETIC『SDGs時代の新規事業&起業力養成講座 ~資源循環から考えるサスティナブルなまちづくり~』講師。「サステナアワード2020」にて「環境省環境経済課長賞」を受賞。著書に『サーキュラーエコノミー実践』。

鴨志田 純

鴨志田 純

1986年東京都三鷹市生まれ。鴨志田農園園主。コンポストアドバイザー。ネパールや全国各地で、生ごみ堆肥化や有機農業の仕組みづくり等を行う。農林水産省、消費者庁、環境省主催「サステナアワード2020」にて、アドバイザーとして関わった黒川温泉一帯地域コンポストプロジェクトが「環境省環境経済課長賞」を受賞。2021年3月、各地域で、肥料の自給性や防災機能性等を高める取り組みとして、自立分散型コンポストシステム構築向けた小規模実証実験「サーキュラーエコノミー型CSA」を開始し、各方面から注目を集める。同年、循環経済をデザインするグローバル・アワード 「crQlr Awards(サーキュラー・アワード) 」にて、「Agriculture-as-Commons Prize(コモンズとしての農業)」を受賞。元数学教員。防災士。